百年目

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今週もまた動楽亭へ落語を聴きにいってきました。
http://beichoschedule.osakazine.net/c25359.html
1日から10日までは米朝一門のみ、
11日から20日は他の一門の方も混じるようです。

本日は
桂弥太郎 子ほめ
桂吉の丞 上燗屋
月亭方正 浮世床
桂梅団治 野崎詣り
中入り
月亭文都 鬼の面
桂福団治 百年目

浮世床と鬼の面を初めて聴けてよかったのですが
そんなことよりもトリで百年目がかけられたことがビックリ。
小さい寄席でこんな大ネタが聴けるとは正直思いませんでした。
米朝師とはまた一味ちがう福団治師の人情味がかった演技に
少しホロっとなりました。

今日の体験を顧客満足の観点から見ると
先週見に行った落語は期待に違わない内容で非常に満足しましたが
今週の場合は私の期待を遥かに超える内容です。
こういうことをされると「またあそこへ行きたい」と思ってしまいます。

お客さんの期待に応えるだけではお客さんからすれば「普通」なんですね。
その後贔屓にしてもらえるかどうかはわかりません。
しかし期待を超えたものを提供することができれば感動を生みます。
感動はそこを贔屓にする動機付けになります。

今日はそのことを体験、実感、確信しました。
いやぁ、いろんなとこに出かけてみるもんですな。

京都店 川北