かなり神経を使う作業です

かなり神経を使う作業です

私たちはお客様から注文をいただくと、まず型を取ります。
額の広さ、白髪の分量、全体の毛量なども同時に打ち合わせます。
その打ち合わせをもとに、型や指示書に数値やデザインを書き込んで発注し、約1か月後に完成品となって私たち技術者のもとに届きます。
そして検品し、型取り時の打ち合わせに基づいたプレカットを施して、お客様に取り付けの日取りについての連絡をします。

私の場合は通常は1台から3台くらいを一回に受け取り、空いた時間にプレカットを施し納品にあたります。
が、今回はいきなりのその三倍。

1台を仕上げるのに30~40分かかります。
1台ご購入のお客様の、その一台をカットするのはそこまで神経質になりません。
しかしサポートクラブのような一人のお客様の2台の場合は、同等の仕上がりにしなくてはならないため、ものすごく神経を使います。

このような場合、仕事の合間の空いた時間に少しずつ切ればよいではないかと思われるかもしれませんし、それができれば効率的でいいでしょう。
長さはともかく、量の質感を合わせようとすると、作業時間が空けば空くほど感覚が狂い、同等の仕上がりにならないのではないかと不安になってしまいます。

そのため私は一人のお客様の2台を切る時は、2時間集中しても問題ない時間帯を選んで一気に作業するのですが、今回は2台一組が4つ。

絶対に失敗してはいけないものであるため、作業を終えたときにはタバコが一番美味い状態なのですが、自分は今禁煙中なのを思い出しました。

京都店 川北